特殊な工事歴と実績
もともと最も難しいとされる鉄道営業線との立体交差部の架橋工事を得意とする専門業者としてスタートした弊社は、今日の都市土木に即した、狭隘、超難易度の工事に特化・進化してまいりました。狭隘、困難の条件の中では沢山の改善と、発明が生まれており、技術の向上も日々怠りません。
京王電鉄株式会社-鹿島建設株式会社様
平成20年8月から、3カ年8月にホームの片方を使用停止にして行った集中工事です。クレーンを配置するのもやっとの狭隘な環境、且つ酷暑の中行われました。工法としては、桁地組-横取り-縦取り-ジャッキダウン-横取り-据付オーソドックスな工法ではありますが、作業社各員の連携と社員の 指揮に掛かっていました。
京王吉祥寺駅高架橋改築工事(土木)
京王電鉄株式会社-鹿島建設株式会社様
軌陸自走台車(鹿島様と共同特許)と簡易門型吊り上げ機を組み合わせたところがポイントです。クレーンや操重車の使用出来ない環境で、尚且つ時間の制約が厳しい中では、それに対応した機械を製作する必要がありました。
下北沢駅改良工事(土木)第1工区
東日本旅客鉄道株式会社-鹿島建設株式会社様
(JR東北縦貫線南部工区建設)
新幹線直上の部分に弊社礎の特許・架設機を用いて、PC桁17連、鋼桁2連を架設しました。自走台車や、運搬台車等架設機以外にも多くの特許を出願し、技術の粋を集めて完成した工事です。これは現在上野東京ラインとして供用されています。この工事の難易度は、世界最高との評価もあります。
京成電鉄株式会社-清水建設株式会社様
京成菅野付近の外環自動車道になる、鉄製のトンネルを組立てる工事で、函体内部の梁の高さを調整するジャッキ。電動にすることで、労力と工期を大幅に短縮しました。前期はキリンジャッキを使用したため、労力も、工期も掛かっていました。
京成菅野UP(アンダーパス)6期
群馬県-河本工業株式会社様
勾配のある場所にT型PC桁を架設する工事で傾斜がきついので、ガーダーを引き出すときに台車では対応が困難だったため、駆動式ローラーを用いる事により、盛り換え作業やオシミを無くし、安全且つ引き出し時間の短縮になりました。
木崎~世良田間新南跨線橋下り線上部工架設工事の内土木関係工事
相模鉄道株式会社-東急建設株式会社様
上部の赤い部分が工事桁で電車が走っています。工事桁下の不必要になった、旧スラブをジャッキによって降下し、チェーンで倍速にして降下する工法(東急建設様と共同特許)で、そのまま自走して搬出する設備です。一回に約10tを目安に撤去しました。この方法で、工期は2/3に縮まっています。
天王町連続立体3JV
発明の例:特許第4861892号
特許の名称:
遊間拡幅調整装置及びその遊間拡幅調整装置に用いる遊間拡幅調整用ジャッキ
必要になれば、必要なものを製作しますし、特許も取得致します。